鎌倉殿の13人とは違う阿野全成の人物像

今回のテーマは鎌倉のアノゼンこと阿野全成の人物像です。


今回の大河では新野慎也さん演じる阿野全成は、どこか中性的でほのぼのとした雰囲気が漂います。小さい頃にはきっと幼稚園の先生に「大切なお人形を忘れる忘れん坊さん」(@_@)とエピを父兄に報告されそうなキャラですが、実際は意外にも坊さんは坊さんでも悪禅師の異名を取るほどの荒くれ者の坊さんでした。


鎌倉殿の13人ではいつもオドオドして、奥さんの阿波局にも頭が上がらない、まるで北条の婿養子のような存在ですがΣ( ̄□ ̄)!れっきとした阿野氏の祖で、♪俺より先に寝てはいけない♪というほどの亭主関白でした(さだまさしか!o-_-)=○☆(>_<))


阿野全成の幼少期


阿野全成源義朝の7男として生まれます。母ちゃんは当時絶世の美女の誉れ高いあの常盤貴子常盤御前です。


勇猛果敢な父ちゃんと絶世の美女の母ちゃんのDNAを受け継いだ阿野全成は、世が世であれば無双の人生を約束されたようなものでした。


ところが一家を不幸のどん底に陥れた出来事が勃発します。

 

それが平治の乱での源氏の敗北です。

 

父ちゃんばかりか、あんちゃん(悪源太の義平)、ちいにいちゃん(朝長)まで敗死。阿野全成7歳の秋でした。

 

しかも平治の乱に参加したファミリー唯一の生き残り3男の頼朝兄ちゃんは伊豆に流され、阿野全成達の幼き兄弟はみな出家を条件にどうにか生きながらえました。


阿野全成の少年時代


戦後平氏によって築かれた世で、阿野全成醍醐寺にて出家させられて今若丸と名乗ります。

 


もちろんとんちが得意な訳でもなければ、三条大橋で刀を奪うこともありません(-.-")凸


ただ荒くれ者(わんぱく)の僧であったのは確かで、周りはハラハラしていたようです。


もちろん源氏再興の志は常に胸に秘め、いつかは醍醐の桜のように花咲く日を夢見て日々荒ぶれていました。


そんな阿野全成にある日突然知らされたのが、自らの運命を変えた以仁王令旨でし

た。

 

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