阿野全成の本当の人物像と悪禅師伝説

今回のテーマは風を読む阿野全成の人物像と北条ロマンスです。

 

阿野全成走り出す

 

ゆとりでも、さとりでもない平成平安最後の悪禅師・阿野全成は、盗んだ馬で走り出し、夜の校舎窓ガラス壊して回り、平氏の支配からの卒業を夢見て修行僧していました

オザキか!o-_-)=○☆(>_<)

 

そしてついに陰陽師も真っ青の必殺技「悪禅師の風」を編み出しました。鎌倉殿の13人でも全成登場の回に風を起こそうとして失敗しましたが、今でも駿河地方には暴風を起こす風の神の伝説があるそうです。

 

そんなある日モッチー(以仁王)の令旨を、諸国漫遊(?)していた行家おじから知らされました。

 

もちろん源氏再興を願って暴れていた阿野全成は、頼朝兄ちゃんの挙兵を知って、なうげっとあちゃんすと飛びつきます。

 

醍醐寺夜逃げ抜け出した阿野全成は、兄弟の中で一番に頼朝兄ちゃんの下に馳せ参じます。

 

折しも頼朝は石橋山で敗北した後で、その阿野全成の志に号泣したようです。もちろん何で負ける前に、来なかったんや!(T_T)という涙ではありません。

 

阿野全成のロマンス

 

やがて平氏の支配から卒業して、源氏の世に移ると全成は妻を娶ります。

相手はもちろん出会い系サイトでもなければ、マッチングアプリでもありません(-.-")凸

 

なんと兄嫁の妹(えーい余計ややこしいわ!)北条時政の娘・阿波局(ミーちゃん)でした。

 

そして頼朝兄ちゃんから阿野庄(現在の静岡県沼津市)を拝領し(この時はじめて阿野全成と名乗ったようです)、子宝にも恵まれました(後にやらかしたヤツもいますが)。

 

さらに全成は僧であることで安心したのか、頼朝兄ちゃんの信頼は抜群で頼朝次男・千幡(後の実朝)の乳母父を任され、全成夫妻の幸せの絶頂でした。

 

ちなみに鎌倉殿の13人で全成妻は実衣となっていますが、よくある話で本名は分かっていません(^_^;)

 

一般的には今風な実衣という名前ではなく、多くのドラマや小説では保子という昔の名前で出ています(もちろん京都ではしのぶと名乗ってはいません(??・з・?)


んがしかーし、頼朝が馬から落ちて命も落ちると、全成の身に一転暗雲が立ち込めます(頼朝の死因はこちら)。


    

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